|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 称 ： [しょう] 1. (n,vs) call 2. label ・ 称号 ： [しょうごう] 【名詞】 1. title 2. name 3. degree ・ 号 ： [ごう] 1. (n,n-suf) (1) number 2. issue 3. (2) sobriquet 4. pen-name
ネ（根、禰、尼）は原始的カバネの一つで、3世紀から4世紀にかけて軍事的カリスマ者を表す名称の一つとして、人名あるいは氏名の語尾に付けられる。後のカバネ制度において、ネはスクネに受け継がれた。 ==概説== ネは政治的英雄的首長に付けられる名称であり、宗教的呪術的首長に付けられた「ミミおよびミ」と対照的であるが、両者は並存している。〔 溝口睦子「記紀神話解釈の一つのこころみ」『文学』1973-4 年〕 ネを語尾にもつ人名は応神・仁徳天皇期以前に限られる。古くは「タリネ（垂根）」、「イリネ（入根）」、「タラシネ（帯根）」、「ヤネ（屋根、八根、矢根）」、「トネ（刀禰、戸根、等禰）」等、さまざまなネの名称があったが、応神・仁徳天皇期以降はスクネ（宿禰、足尼）だけに限られるようになった。これはカバネ制度による影響である。このためネは４世紀以前の古い称号（原始的カバネ）と結論づけられる。また「ヒコネ（彦根）」や「ネコ（根子）」はカバネ制度以降の名称と考えられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「ネ (称号)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|